世界遺産・醍醐寺の火災
世界遺産・醍醐寺の火災、准胝観音堂がほぼ全焼
24日午前0時30分ごろ、京都市伏見区、世界遺産の真言宗醍醐派総本山・醍醐寺から「上醍醐の准胝(じゅんてい)観音堂が燃えている」と119番があった。
同市消防局から20台以上の車両が出動、消火作業をしたが、同観音堂はほぼ全焼した。江戸時代に作られたとされ、同観音堂に安置されていた仏像も燃えた。上醍醐の准胝観音堂は1968年に再建され、西国三十三所第十一番の札所。
「上醍醐」は醍醐山の山頂付近で、多くの仏堂がある。39年には、薬師堂の南約20メートルにあった経蔵(国宝)が山火事のため全焼した。
醍醐寺のホームページなどによると、同寺は874年(貞観16年)に創建され、醍醐・朱雀・村上天皇時代に上、下醍醐の伽藍がらんが整えられた。境内は200万坪で、上醍醐には国宝の薬師堂、下醍醐には三宝院や国宝の五重塔、金堂があり、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。特別史跡・特別名勝に指定されている三宝院の庭園は、豊臣秀吉が「醍醐の花見」を開いたことで知られる。



