拘置中に警官から500万、恐喝容疑で無職21歳を逮捕

拘置中に警官から500万、恐喝容疑で無職21歳を逮捕
(読売)

警視庁玉川署の留置係の男性巡査長(27)が、強盗傷害罪などで起訴され同署に拘置中の男から現金500万円を脅し取られた恐喝事件で、警視庁は3日、福岡県大牟田市の無職小宮生嗣(せいじ)被告(21)を恐喝の疑いで逮捕した。

 巡査長は、脅し取られた現金を提供した際、同被告の親戚(しんせき)名で郵便書留を送っていたことも判明した。

 巡査長は、携帯電話の使用を黙認するなどの内規違反の発覚を防ごうと、送り主を偽ったとみられ、同庁は警察官が収容者から多額の現金を脅し取られるという異例の恐喝事件の解明を進める。

 捜査幹部などによると、小宮被告は先月上旬、勤務中に携帯電話を使っていた巡査長に対し、「クビになりますよ」などと脅迫。内規違反の発覚を恐れた巡査長からたばこの差し入れや携帯電話の貸与など便宜供与を受けた。その上で、同月中旬頃、巡査長から金を脅し取ることを計画。房内から、「クビになりたくないのなら金を出せ」などと脅迫し、同月13日、巡査長から現金500万円を脅し取った疑い。

 警視庁で調べたところ、巡査長は自分の預金を取り崩して、玉川署近くの郵便局から、現金を郵送していたという。同庁は同被告が、内規違反の発覚を極端に恐れた巡査長の弱みにつけ込み、「口止め料」として現金を脅し取ったとみている。同被告は容疑を否認しているという。



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