事故米不正転売、「三笠フーズ」が破産手続き申し立て
事故米不正転売、「三笠フーズ」が破産手続き申し立て
(読売)
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残留農薬などに汚染された事故米を食用と偽って不正転売していた米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)は25日、大阪地裁に破産手続きの開始を申し立てた、と発表した。申し立ては21日付で、グループ会社「辰之巳」と、両社の債務を個人保証していた冬木三男社長(73)も同日、破産を申し立てた。冬木社長は経営再建を断念した理由を「国民の皆様や食品業界に及ぼした不信感は極めて大きく、企業としての信用回復ができなかった」としている。
三笠フーズによると、負債総額は、三笠フーズが約9億円、辰之巳が約6億5000万円にのぼる。
9月に不正転売が発覚した後、両社は2か月以上にわたって営業活動を停止、取引先から多額の損害賠償や違約金を請求されるなどし、資金繰りが悪化していたという。同月24日には、食品衛生法違反容疑などで大阪、福岡、熊本の3府県警の捜索を受けた。さらに、三笠フーズは11月6日付で、政府との売買契約(転売の禁止)に反したとして、九州農政局から、ミニマムアクセス米の買い取りと製粉の資格を取り消されていた。
冬木社長は25日、「取引先をはじめ食品業界に多大な迷惑をかけ、関連食品の安全性について国民に不安を与えたことについて深くおわびします」とコメントを出した。



