タイとカンボジア、衝突の懸念が再燃

タイとカンボジア、衝突の懸念が再燃 国境付近の領有巡り確執
(日経)

国境周辺地域の領有を巡り、タイとカンボジアの確執が再び強まってきた。今年7月に世界遺産への登録が決まったヒンズー教寺院遺跡「プレアビヒア」の周辺地域で、両国軍がにらみ合っていた。カンボジアのフン・セン首相は14日午前、タイ軍が同日正午までに紛争地帯から撤退しなければ「大規模な武力衝突も辞さない」と強く警告。タイ軍撤収を確認し交戦はひとまず回避されたが、タイ側は軍の全面撤収は否定。国境での緊張が続いている。

 フン・セン首相は13日、首都プノンペンでタイのソムポン副首相兼外相と会談。タイ軍が14日までに撤収するよう求めたが、タイ側は拒否して協議が決裂した。

 今回の問題はカンボジア側からプレアビヒアに向かう道路にタイ軍が進入したとしてカンボジア側が反発。AP通信によるとフン・セン首相は陸軍に「最大限の警戒態勢」を取るように指示し、同遺跡周辺を「生死をかけた戦闘地域」と位置付け、軍事行動も辞さない構えを強調していた。




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