たばこ増税、「今後10年間は増収」
たばこ増税、「今後10年間は増収」 厚労省研究班
(朝日)
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たばこ税を増税した場合の税収について、厚生労働省の研究班(主任研究者=高橋裕子・奈良女子大教授)は、「今後10年間は現行価格(300円)で据え置く場合よりも増収」との予測を公表した。09年から500円に引き上げた時には17年までに累計4兆円、1千円で計9兆円の増収が見込めるという。
喫煙者がどれくらい値上げすれば禁煙するかを調べた意識調査をもとに、禁煙しようとした人の一部しか成功しないと仮定。禁煙外来で治療した人の1年後の禁煙成功率が32%というデータをもとに需要や税収を予測した。
現行の300円で据え置いた場合は、喫煙率が低下傾向にあることから、税収の減少が続くと予測。だが、09年に値上げした場合、1箱500円なら同年で4400億円、1千円にすれば2010年で年間1兆2800億円の増収になる。
たばこ税を巡っては政府・与党内で社会保障費に充てようと増税を求める声が出ている。一方、値上げで禁煙者が増えれば需要が減り、税収はむしろ落ち込むとの意見もあるが、予測結果はこれに反論する内容だ。



