領土問題でグルジア紛争長期化
領土問題でグルジア紛争長期化 露が独立派と関係強化
(産経)
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グルジア紛争をめぐり、ロシア外務省は9日、先に独立を承認したグルジアの南オセチア自治州、アブハジア自治共和国の分離派政権と同日、外交関係を樹立する公式文書を交換すると発表した。ロシアは8日、紛争の調停役を務める欧州連合(EU)議長国、フランスのサルコジ大統領との間で、両地域を除くグルジア領から1カ月以内に部隊を撤退させることで合意したばかり。ロシアは両地域の「独立」を盾に部隊を駐留させ続けるものとみられ、紛争解決に向けた前途には暗雲が漂ったままだ。
サルコジ大統領は8日、モスクワに次いでグルジアの首都トビリシを訪問し、同国のサーカシビリ大統領と会談。サーカシビリ大統領は仏露会談の合意内容について「前進だ」と評価しながらも、アブハジアと南オセチアが「固有の領土」であることを改めて強調し、「グルジアが主権と領土の一部を放棄することはあり得ない」と述べた。
ロシアは8月12日、「部隊を紛争開始前の位置まで撤退させる」ことを柱とする「和平6原則」に調印したが、その後もグルジア中部まで軍を侵攻させ続け、国際社会の非難を浴びている。今回の仏露会談はロシアに和平6原則の履行を促すのが目的だったものの、アブハジアと南オセチアでのロシア軍の展開については言及されなかった。



